視力低下は仮性近視ではない。点眼剤での検査が必要。|仮性近視博士

仮性近視 検査






視力低下は仮性近視ではない。点眼剤での検査が必要。

視力低下は仮性近視ではない。点眼剤での検査が必要。

お子さんの視力が低下した場合、真っ先に疑うのが近視です。
とくに現代社会ではゲームやパソコンなど、子供が目を酷使する機会が多いため、
仮性近視による視力低下が増えています。

ただし、学校などで行われる視力表を活用した検査では、
必ずしも視力低下の原因を正確に判定できるわけではありません。

遠視や乱視による低下の可能性もあるのです。
親としては子供の視力低下の原因をしっかりと把握した上で適切な対策や治療方法を
検討していく必要があります。

そんな子供の目の状態を調べるための検査方法として眼科で行われているのが
サイプレジン検査です。この特徴は点眼剤を使用して行うこと。

眼科で近視の患者に使用される点眼剤といえばミドリンが有名ですが、
こちらの方がより正確な視力検査が可能です。

この点眼剤の特徴は副交感神経を麻痺させる作用を備えており、
ピントを合わせる働きを担っている毛様体筋という筋肉を弛緩させることができる点です。
この効果によってこの筋肉に加わった過度な緊張状態を解いて、より正確な視力の判定を
行うことができるのです。とくに遠視の度合いを図る際に役立ちます。

ミドリンを使用した検査も同じ目的で行われますが、こちらの方が神経を麻痺させる効果が
弱く、精度に欠けるといわれています。

サイプレジン検査を行うことでお子さんの視力の原因や低下の程度を知ることができるだけでなく、
矯正がどの程度必要かも確認することができます。子供の視力矯正で大きな問題となるのが過矯正。
正確な診断を行わず、毛様体筋が緊張状態のまま行った検査をもとに治療や矯正をしてしまうと
過剰な効果を得てしまいます。

子供に対してこの過矯正を行ってしまうと、かえって視力の低下を招いてしまう恐れがあります。

サイプレジンは効果の持続期間が長く、使用後は1〜3日程度目がしみたり、思うようにピントを
合わせることができないため、これを使った検査を行っていない眼科も多いようです。
しかし仮性近視とは限らないお子さんの視力低下の原因を正しく把握するためにも、
できれば受けておきたい選択肢といえるでしょう。





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